民宿や旅館に泊まる

山あいや谷間の小さな集落や村々にある旅館、山中にある一軒宿などは、都会にない静かな雰囲気を味わうことができます。

山行の日程も十分にあり、ゆっくりと体を休めながら山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)のウォーキングを楽しみたいという人には、そういった民宿や旅館といったところに泊まることをお勧めします。

民宿や旅館は山小屋と違い、入れ込みといったことはありません。

相部屋でぎゅうぎゅうといったことがないわけですから、ゆったりと休養ができます。

民宿は山小屋より安い料金で泊まることができる場合もありますし、小さな旅館も、観光地にある旅館に比べて半分以下の料金で泊まることもできます。

なんといってもこういった宿泊所では、四季折々、その土地々々の食べ物を味わうことができます。

ただ注意していただきたいのは、民宿や旅館に泊まるときには予約が絶対に必要ですので、山行の計画ができたら電話で予約を取りましょう。

その他の宿泊施設として利用できるものに国民宿舎があります。

自馬の八方尾根にある八方山荘尾瀬の御池にある御池ロッ完尾瀬池畔の尾瀬沼ヒュッテ、西上州塩沢峠にあるやまびこ荘などが有名です。

国民宿舎は予約定員制となっていますから、山小屋のような混雑はありません。

ユースホステルというものも全国各地にあります。

若い人たちに人気があるようです。

年配の人には、各地にある簡易保険保養センター、各市町村で経営している保養所も利用できます。

健康保険組合が指定する旅館なども安く泊まることができます。

荷物はきちんと整理して寝よう

寝るときはポケットの物は全部出して、小物入れやザックの中に入れておきましょう。

メガネは間違って踏んで壊れることがありますから、ケースに入れてザックの中にしまうほうが安全です。

枕元には懐中電灯と水筒ぐらいにします。

暗闇の中でも何をどこに置いたかぐらいはわかるようにしておきましょう。

また、夜中にトイレに入って自分の部屋がわからなくなり、ウロウロしている人がいますが、自分の部屋の名前と番号ぐらいは覚えておいてください。

明け方や早朝に出発する場合は、同室の人に迷惑をかけないように準備をして、静かに部屋を出るようにしましょう。

建物は立派な山小屋でも、管理人が常駐していない無人の山小屋があります。

夏期は有人でも冬期になると無入となる山小屋もあります。

また、小屋番の人はいても、食事などは一切提供しない素泊まり専門の山小屋もあります。

中には避難小屋と呼ばれる小屋があり、小さいものですと5人くらい、大きいものでも20人も泊まれば1杯になってしまいます。

こういった有入か無人の小屋は山のガイドブックなどに載っている山小屋情報によって知ることができるので、山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)行の計画を立てるときにあわせて調げておきましょう。

無人の山小屋に泊まるときはあらかじめ食事や寝具など各人で準備していかなければなりません。

何が必要かは後述するテント生活のところで詳しく説明します。

食後―山仲間や山の情報はこんなとき得られる

食後の雑談は楽しいものです。

同宿の人たちとおしゃべりをすることによって山仲間が増えたり、新しい山の知識や情報が得られるのもこんなときです。

しかし、あまり夜遅くまで雑談をするのは考えものです。

朝早く出発予定の人などすでに眠っている人たちもいます。

遅くまでべちゃべちゃしゃべっていることは、そうした人たちに大変迷惑になります。

ですから、明日の出発時間や行動を考えて寝不足で疲労しないためにも、遅くとも9時ごろには雑談を打ち切って寝るようにしましょう。

食事―朝食だけでも自炊をすると楽しいもの

山小屋では到着順に食事をとるようになっています。

食事時間はあらかじめ知らせてくれますので、その時間を守ってすませましょう。

夏は特に混雑します。

食堂の入口で列を作って待つこともたびたびです。

食事を終えたら次の人に早く席を譲り、食事後の休憩は談話室か居間でするようにしましょう。

1泊2日ぐらいの山小屋泊まりなら、朝食だけでも自炊にすると楽しいものです。

朝の食堂はどうしても混雑しますから、そういったものから逃れられます。

小屋の前で展望を楽しみながらする朝食はまた格別なものです。

コーヒーか紅茶、それにフランスパンにジャムとコンビーフといったものでも最高です。

自炊する場合、食事の用意は指定された場所か室外で行います。

そのときに特に注意したいのは、コンロなどの火の取り扱いです。

ガソリン燃料のコンロに燃料を補給するときは、火の気のないところで行い、コンロを使い終えたらコンロが十分冷えてから部屋の中に入れるようにしましょう。

山小屋では雨水を飲料用として使っているところがあります。

こういったところでは、水をむだ使いしないように心がけてください。

あらかじめ水の状態を聞いておき、登る前に水筒などに水を入れていくようにしましょう。

場合によっては、1リットル100円くらいで水を購入しなくてはならないこともあります。

食前にお酒があればまた食事は楽しくなります。

心身ともに安らぐのもそんなときですが、深酒は禁物です。

翌日の行動を考え、他人の迷惑にならない程度にしましょう。

予約と到着

山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)のウォーキングの計画ができ上がって、いつどこの山小屋へ泊まるかということが決まったら、その山小屋へ宿泊の予約連絡をしなければなりません。

電話または往復ハガキで、日時、人数、食事の有無を伝えます。

どこの山小屋がいいかを決めるときは、山のガイドブックや山の仲間から聞きましょう。

山小屋に着いたら、手順よく次のことを行います。

カウンターで予約の有無、人数、到着時間、目的地、食事の有無、パーティーの場合は代表者名などを用紙に記入して提出します。

山小屋に着いた安ゆ・感から、すぐ玄関先にザックを下ろし腰かけたくなりますが、山小屋は朝夕は特に混み合いますからやめましょう。

手続きが終わったら指定された部屋に入ります。

パーティーの人数が多いときは個室に入れることもありますが、大抵は相部屋になるものと考えましょう。

山小屋での1人のスペースはおよそ1畳半ぐらいのものです。

なるべくその範囲内に自分のザックや荷物は整理して置くように心がけてください。

譲り合うようにして、勝手なふるまいのないようにしたいものです。

雨天のとき山小屋に宿泊する場合は、ぬれ物で廊下や室内をぬらさないように注意してください。

ぬれた登山靴は、新聞紙やビニール風呂敷の上に置くようにし、乾燥室がある場合は、靴や衣類をそこで乾かしましょう。

乾いたものはすぐしまうようにして、なるべく多くの人が使えるようにします。

ストーブなどが置いてあるときは、あまり火のそばに近づけて物を焦がさないようにしてください。

山小屋で夜を過ごす山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)のウォーキング

山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)のウォーキングも回を重ねてくると楽しくなって、日帰りの山のウォーキングではもの足りなくなってきます。

遠いところへ出かけたり、高い山などに登って行くにはどうしても1泊2日ないし2泊3日の行程になってきます。

当日に山の麓まで行って1泊し、翌日山頂をめざすという日程なら、体力的にも気分的にも余裕があるものです。

夜行日帰りという強行スケジュールは、若いときなら苦もなくこなせるでしょうが、やはりある年齢になるとこたえてきます。

そこで、時間的に余裕があるのでしたら、1泊の山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)のウォーキングを計画してみてはどうでしょうか。

山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)のウォーキングの場合、宿泊施設として利用度が高いのは山小屋です。

山小屋に泊まるというのは楽しいものなのですが、日常の私たちの生活とは若干異なります。

それは見知らぬ他人が入ってくるからです。

また、一般の旅館やホテルとは違い、一部を除いて設備その他も完全なものではありません。

すべてにおいて他の人たちと共同で設備を使用しなくてはなりません。

個室のある山小屋もありますが、ほとんどは相部屋です。

同室者への気くばりも大切になってきます。

橋のない川を渡る―水深が腰まできたら中止する

川や沢に橋がないときがあります。

そうしたときは川を歩いて渡らなければなりません。

川幅が狭く浅い場合は、川の中の大きな岩づたいを飛んで渡ることができますが、川幅も広く大きな岩がないときは水中に入るより仕方ありません。

水中は上から見るより実際は深いことがあります。

水の色が薄く、さざ波の立っているところは比較的流れも穏やかです。

そういうところを選んで渡るようにします。

大体ひざぐらいまでの深さならば、っえなどで体を支えながら流れに沿って(上流から下流へ)斜めに、水中の石や岩、苔などに足をすくわれないようにすり足で渡ります。

水の深さが腰のあたりにくると、体は浮いてきます。

転倒や流される危険がありますから、渡るのを中止して別のルートを探すようにしましょう。

場合によってはザイルを渡し、1人1人カナビナをつけて体を移動させることもできます。

丸木橋を渡る―コツは体のバランスの取り方

谷筋を歩いていると、対岸へ渡る方法として丸木橋が渡してある場合があります。

細い丸太が2、3本まとめてあるようなときは問題ないのですが、1本の丸木橋の場合は、体のバランスを取りながら歩かなければならないので大変です。

そんな1本の丸木橋をバランスよく渡るには、丸木の上に片足をまっすぐのせて、片足は横にして靴の土踏まずで押さえ込むようにします。

腕を左右に開きながらバランスを取って渡ることがコツです。

また、丸木橋が水面より高く渡してあって、立って渡ることに自信がない人は、丸木に腰を落とし、両足の太ももの部分で丸木を押さえながら、馬乗りをする要領で渡っていきます。

少々カッコウ悪くてもより安全な行動が大切です。

吊り橋を渡る―下を見ると恐怖感が出てしまう

谷筋を歩くコースには吊り橋が渡しである場合もあります。

吊り橋のたもとには、必ずその橋の制限重量のことを書いた立て札があります。

「1人ずつ渡れ」とか「5人以上はいけない」とか注意事項も書かれていますので、それを守るようにしましょう。

吊り橋を渡りながら左右に揺さぶったり、飛びはねるなどの行為は絶対にしないでください。

吊り橋の安全な渡り方は、橋げたの中央を踏まず、橋げたを保持している下の鉄線の部分に足を置きながら歩を進めます。

下を見ると高さに恐怖感が出て、足がすくんだり目が回ったりしますかち、対岸に目を向けて歩きます。

両手は必ず左右の手すりをしっかりつかんでスムーズに渡るようにします。

長い吊り橋は、中央部に行くと上下動が激しくなります。

あまりその動きがひどいときは歩くのをやめ、揺れがおさまってから歩き出すようにしましょう。

大勢で渡るときは、渡る人を見守ってやることが大切です。

谷道を歩く―未知の谷は歩かない

登山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)の道が谷(沢)を横切る地点で、対岸の登山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)の道を失いがちになります。

しかし、谷や沢を横切っている道は必ず対岸にあるものです。

谷から対岸に上ってゆく道は谷川の流れや増水などによって壊されていることがあるものです。

流れに沿って上下を探してみましょう。

ケルン=山の頂上や登山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)の道を示すために積み上げた石=を発見したらそれに沿って行きます。

登山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)の道が谷の左右を交互に渡ってできているコースでは、左右を渡るところにはケルンがあったり、ペンキで登山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)の道を示す矢印がっいています。

これを見落とさないように注意して歩きましょう。

特に下山路ではこの分岐点を見落としがちです。

谷のツメは急斜面となりヤブとなっていますので、迷ったら戻って正規のルートを探すようにしましょう。

未知の谷は歩かないようにすることです。

谷筋の登山(ナチュラルグリーンフィールドクラブマウンテン)の道を歩いているときの夕立や豪雨には特に注意しましょう。

鉄砲水や急な増水によって、対岸に渡れなくなってしまうことがあります。

急に水かさが増してきたなと思ったら、ただちに行動を中止し、高台など安全なところに避難iしましょう。

山のガイドブックや案内書に左岸、右岸という言葉が使われていますが、これは上流から下流に向かっての名称です。

ですから、上流に向かって歩く場合は左右が反対になります。