永久脱毛へのこだわり

文明が発達しはじめて以来、少なくとも男性の場合には、男性的である・・・


つまり力の象徴として、また神聖なるものの属性として髪の毛が尊重されてきました。


『旧約聖書』のサムソンとデリラの話では、サムソンの力の源が髪の毛でした。


その髪の王切られると負けてしまうが、また生えてきたら勝ったと記されています。


ローマの皇帝シーザーが実はハゲで、月桂樹の冠はそれを隠すために使われたといいます。


一方、女性の場合は、かつて西洋では、女の人がバサッと髪をバラバラにするということは性的な解放といったものにつながるので好ましくない・・・


髪はいつも束ね、帽子をかぶったりL慎ましく隠すことがたしなみとされてきました。


一方、日本の場合はまた違って、清少納言の『枕草子』に、


「長い黒髪も手入れしなくては美しくない。


洗い立ての鳥の濡れ羽色の髪が美しい。


髪ばかりでなく女性が最も美しく見えるときある」


・・・とあるように、平安時代の昔から、女性は黒髪をなびかせて描かれています。


つまり髪の毛は、男にとっても女にとっても、まず性のアイデンティティーを保つものであるといえます。


それと同時にムダ毛は、永久脱毛 したいほどジャマなものなのです。


植毛と脱毛

胎児外科はまだ先の問題としても・・・


もし胎児の再生による治癒のメカニズムが解明されれば、それを成人に導入することで、傷痕を残さない治療(スカーレスヒーリング)も可能になるのではないでしょうか。


さて、なぜわたしたちはこれほど髪の毛にこだわるのでしょう。


永久脱毛 をしている方は、ムダ毛にこだわりますね。


デズモンド・モリスというイギリスの動物学者は「人間は裸のサルだ」といっています。


進化頂点で人類が誕生したとき、サルは体毛を失って人間となり・・・


同時に、どういうわけか髪の毛けは伸び続けるようになったといいます。


やがて人間が言葉を持つようになり、文明を誕生させたとき、人間自身も、この髪の毛に神性を感じたのではないでしょうか。


それは各民族の伝承にも残され、やがてはそれぞれの文化の中で宗教、権力・・・


そしてファッションの担い手として、象徴的な役をはたすようになります。


ヒトの再生能力

妊娠ラットを使い、胎児を取り出して口唇部分に傷をつけた後に、もう一度子宮内に戻して正期分娩をさせてみます。


そうすると、胎生16日目までに傷つけたラットでは再生で傷が修復され、誕生後、口唇部にまったく傷痕を認めなかったのです。


・・・しかし胎生18日目以降のラットでは癒痕組織が残ることがわかりました。


ラットでは胎生16日目から17、18日目頃で、再生から搬痕治癒へと移行するようです。


ところで500人に1人の頻度で生まれるとされている唇裂(3つ口)は、超音波診断などの発達により妊娠3ヵ月くらいで診断できるようになりました。


安全性や技術的な問題は別として、その時期に胎児を取り出して裂部を縫い合わせておけば、傷痕がまったく残らずにすむということになります。


現時点ではリスクが非常に高いため、形成外科領域ではまだ行われていません。


しかし生死に関わるような重篤な疾患・・・


たとえば腎疾患や脳外科関係の疾患では、最近の内視鏡の発達もあって、胎児に対して手術も行われるようになってきました。


これは永久脱毛 などを行っている美容外科の話ではありません。

胎児外科って?

人間を含めて高等動物は、皮膚の修復のために疲痕組織という特別な組織を作り出しました。


そしてそれがいつまでも傷痕として残るわけです。


しかし下等動物では、再生といって元通りの組織で置き換えられ、傷痕を残しません。


・・・それだけでなく、トカゲなどは尾をちょん切られても元通りに再生します。


「個体発生は系統発生を繰り返す」といいます。


それなら高等動物といえども、発生の過程では、形態のみならず治癒のメカニズムについても、ある程度の類似性があっていいのではないかと考えられますよね。


つまり人間でも胎生期のある時期までは、痕痕組織という高度に分化した組織による修復ではなくて・・・


トカゲと同じ再生というプリミティブなプロセスが起こっているのではないかと期待されます。


人間を使ってその実験をするわけにはいかないので、動物でこれを試みたのが胎児外科という新しい分野です。


ちなみに永久脱毛 されたはずの毛が再生するということはほとんどないので安心してください。


鼻を高くしてほしい・・・

わたしが永久脱毛 をしに通っている美容外科の先生に、こんな話を聞きました。


先生の日本での最初の患者さんは、20歳の女子大生だったそうです。


鼻を高くしてほしいといいます。


とりわけの美人というわけではないのですが、色白のかわいい感じ・・・。


鼻はといえば、細からず太からず、鼻尖部の大きさも程々で、卵形の顔にちょこんと乗っています。


プロフィールはちょっとそり気味で、理想的です。


いまならばそれほどのギャップもなかったでしょうが、8年アメリカで毎日鼻を低くすることに腐心してきた身にとって、彼女の悩みはピンとこなかったのです。


「なんでまたそのかわいい鼻を、みっともなくしたいのですか?」


・・・ついうっかり、感じたまま問いただしてしまったそうです。


からかわれたと思ったのでしょう、女子大生はプッと診察室から飛び出してしまいました。


こうして先生は、日本での最初の患者を失ってしまったのだそうです。


永久脱毛のクリニックで・・・

ある氏は、形成外科を基礎にした、日本では数少ない正統派の美容外科医です。


もっとも得意としたのは二重まぶたの手術ですが、隆鼻術も独特のデザインに工夫をこらし、たいへん立派な結果を出していました。


非常にきちょうめんな性格で、当たりは柔らかいが、手術前の診察や、手術そのものも入念を極めていました。


この他にも博士は、ケロイドの治療にも独自の方法を考案されていました。


そして永久脱毛 を行っているあるクリニックの医師は、元来が耳鼻科医であり、隆鼻術を得意としていました。


ビルの地下にクリニックを構え、耳鼻科と美容外科の診療を行っていました。


顔面の計測にこっており、独自の美の基準を編み出したと自慢でした。


その後何度もお話はうかがったのですが、あまりにも形而上がかっていて、いまだによくわかりません。


かろうじて理解できたのは、日本人の顔の中にも黄金比が隠されているという主張だけです。


夢を満たす

住宅、車、衣服などにも中流の上らしいものがなくてはならないものですが、背伸びをして中流意識を持とうとしても全部にゆきわたろうとすることは不可能です。


それで部分的に中流以上の持ちもの、買いもの、エステで永久脱毛 ・・・


それも、外にみえるようなものに力を入れざるをえなくなるのです。


この心理を、資生堂はみごとにつかみ、最大に利用したのですね。


大衆の買いものは毎年のように高級化して、数年前にはサラリーマンの持つ万年筆は1000円が標準でしたが、いまでは年々平均150円ずつ高級化して、2000円、2500円くらいが標準型になっています。


サラリーマンの3種の神器も、最初はパーカー、ロンンン、オメガでしたが、ついでモンブラン、ダンヒル、バティック、フィリップなどと、いちだんと高級化してきたのです。


若いサラリーマンなど月賦でダンヒルを買うなどという風景はめずらしくありません。


婦人雑誌なども実用的なものもありますが、一方で実用性から離れてしまった婦人雑誌もふえています。


ゴージャスでエレガントなグラビア・・・


そのぜいたくさは、サラリーマンの家庭婦人などには高嶺の花のような高級生活の夢がいっぱいです。


女性たちは毎月さきを争うようにそのような雑誌を買います。


彼女らのゆめをそのなかで満たしてくれるからです。

中流意識

安い化粧品などはずかしい・・・。


《ここにこんな高価な、ゴージャスな高級品がある》というムードを、日本の女性たちの心理の中に定着させるのに成功したのです。


20年くらい前から政府が「あなたは上流ですか、中流ですか、下流ですか」と国民アンケートを毎年つづけてやってきています。


「私は中流」が90パーセントに伸びてきています。


そんなに中流がいるはずはありません。


しかし、だれも下流ですと答えたくはないのでしょうか。


とにかく日本人の90パーセントは中流意識を持っています。


中流生活を営むには収入面からいっても、かなり大きな収入がいるものです。


しかし、中流と思いたい・・・。


人にもそう思われたい。


中流とみせるためには持ちもの、エステの永久脱毛 など買いもので示そうとするのです。

女性の持つ見栄の心理

アイブロウはどこのどんな有名メーカーも全く同じものをつかっていますが、2000円などという値をつけているところもあります。


最近では金具(容器)を飾る傾向になっています。


レブロンの創始者は、虚栄心のあるところには化粧品があるべきだ、と言っています。


この逆に、化粧品のあるところ虚栄心はうまれる、という一面も見のがせません。


一般品メーカーは「資生堂は婦人の虚栄心につけこむことに最も成功した」といいますが、それだけではありません。


資生堂は戦後、古くから出していたドルックスを復活させ、17、8年前に1000円のスペシャル、そして1、2年後に2000円、2500円のプリオールなどと高級品を出してきた約20年の過程・・・


これは、日本の高度成長、デラックス化の過程で、高級品へ高級品へと日本の消費者の気流が流されてきたこの時期をうまくとらえたということができます。


一般品メーカーがせいぜい200円から300円上げに止まっていた時代に、このように大幅高級化のテンポを打ち出したこの商策が資生堂の大をなさしめたのです。


しかしその経営原理は単純なものだつ女性の持つ見栄の心理をうまくつかんで、これを触発、飼育、拡大の方向にひきまわした、ということにつきるでしょう。


これはエステなどで永久脱毛 をする女性の心理にもいえることかもしれません。

マニキュアとアイブロウ

テストは舶来品の自由化に対して、国産品を擁護する国産品普及向上本部のテストであることも知っておいてよいでしょう。


しかし前回のようなテストでみると、口紅は舶来のものが良いなどという一般論は出せないことがわかります。


そしてまた国産品には、値段の安いものが、高いものと品質が変らないものが多数あったと報告しています。


マニキュアもその原価を聞けばおどろかされるものの一つです。


ほんの少量の「塗料」をびんに入れて売るのです。


パッカードはマニキュアのことについても書いています。


かれは化粧品の価格水準を高めることに成功したということで同業者に称讃された会社のことについて述べています。


その会社は競争会社にくらべて5倍も高い値段のマニキュアを大胆に売りはじめたのですが、これこそ、ほんとうの販売政策だと同業者に称讃されたというのです。


東京の郊外の中小工場でアイブロウ・ペンシルをつくっています。


1本10円くらいで化粧品メーカーに納入しています。


その工場へは、いろいろな化粧品メーカーから註文がきますが、同じ製品に各社のブランドを刷りこんで送っています。


そしてエステの永久脱毛 のように、各社それぞれの値段で売っているということでした。